ベトナム株

中国株に続いてベトナム株の人気が高まりましたね。
ベトナム社会主義共和国、通称ベトナムは、東アジア・東南アジアのインドシナ半島東岸にある南シナ海に面した南北に長い国で、近年経済成長目覚ましい中国に隣接しています。

ベトナムの首都は北部のハノイですが、経済の中心地は南部に位置するベトナム最大の都市ホーチミンです。
ベトナムは元より社会主義の国ですが、2000年7月にホーチミン証券取引所が開設されて以来、国内証券の取引が行われています。

ベトナム株が有望視されている理由は、ベトナムの経済成長力の高さと世界経済とは連動しないベトナム経済の独立性にあります。
そして、ベトナム株投資口座開設の難しさによる外国人投資家の少なさは、大きな理由のひとつですね。

ベトナム国の法律で外国の証券会社がベトナム国外でベトナム株を売買してはならないということが定められていますので、日本の証券会社も日本でベトナム株を売買することができません。

だから、ベトナム株が有望でありながらも安い価格で保たれていることがベトナム株の魅力となっていますね。
ベトナムは有望な大企業が上場をまだまだ控えていますし、ベトナム通貨ドン(VND)の上昇への期待があります。
また優秀な労働力やベトナムが資源国、食料輸出国であることなどもベトナム株人気の理由として挙げられますね。

ベトナム株の口座開設

ベトナム株への投資や投資信託(ファンド)を行う場合、国内株や中国株同様に証券会社で口座開設しなければなりませんね。
しかし、ベトナム株は前述のように日本国内の証券会社では口座開設できません。
ベトナム国内の証券会社に口座を開設する必要があります。

ベトナム株の口座開設方法としては、直接、ベトナムへ訪れてベトナム国内の証券会社で口座開設する方法と、日本国内から書類の郵送のみで完結する方法の2通りの方法があり、また、ベトナム株の口座開設には、いくつかのサポート会社がありますが、手続き方法も各社異なりますし、ベトナム株の口座開設までには、かなり時間がかかる場合があります。

ベトナム株口座開設のサポート会社は、「ベトナム株 口座開設」とネットで検索すれば確認できます。
また、個人投資家向けにベトナム株式市場の基本的な情報や投資信託を通じて投資する方法、株式市場を通じて投資する方法が解説されている「ベトナム株投資完全マニュアル」と言ったマニュアルも発刊されていますので、こちらでも確認できます。

豊富な天然資源と人材資源に恵まれ、中国に次ぐ経済発展が予測されるベトナムは、実は知的財産に於いても発展途上国中ダントツの成人識字率94%という高水準国です。

ベトナム株の証券市場と証券会社

ベトナムにはホーチミン証券取引所、ハノイ証券取引所の2つの市場で取引が行われており、いずれも月曜から金曜(祝祭日を除く)まで場が開いてます。ホーチミン証券取引所は、ベトナムで初めて2000年7月に創設された、まだ新しい株式市場で大型株や大手有名企業の上場市場となっています。ハノイ証券取引所は、2005年3月に創設され、ホーチミン証券取引所には上場できない中小企業などの上場市場となっています。

また、ベトナム国内の証券会社として有名なところでは、サイゴン証券(SSI)、ホーチミン市証券(HSC)、サコムバンク証券(SBS)などの証券会社があり、サイゴン証券(SSI)は、日本人口座開設者数1位で外国人が唯一IPO(新規株式公開)のオークションに参加できる点やOTC(未上場株)の買付ができる点が特徴です。

ホーチミン市証券(HSC)とサコムバンク証券は、口座維持手数料無料、最低口座残高や初回デポジットの下限がなく、少ない資金や資金を限定してベトナム株投資ができることが特徴ですね。

何れの証券会社も日本語サポートがありますので、ベトナム株投資初心者の方にも安心ですね。




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